ShanShanの備忘録

中国生活6年目で日々思うこと

中国生活

禁断の扉の先

さて、禁断の扉を開けた私は受付を済ませた。 そこは、私立病院。 日本人が足の骨折で手術したことがあると噂で聞いた病院である。 公立病院は近所にたくさんあるが第三国感が充満していて、さすがに将来の自分と、一応両親に申し訳ないので却下した。 個人…

胃痛

私は胃痛持ちである。 ここにもし突然、問診票の持病欄が現れても、なんの迷いもなくスッと“胃痛”と書くであろう。なんなら、氏名の欄に胃痛と書いてしまうかもしれない。 1ヶ月に1回くらいは胃痛に苦しむ、太田胃散にお世話になりっぱなしの人生を歩んで…

再再開

ひさしぶりにブログのことを思い出しました。 先回のお題が再開だったのに全然再開していなくて驚きです。(そんな驚きでもないですが) 特に誰にも明かしていないブログですので、またこっそり再開させてやろうと思っています。 先回が10月でしたのでかれこ…

馬鹿者め

友人から頼まれて日本語教師のバイトを最近始めた。 友人の頼みだし、週一ペースでプラ~っと行くだけなのでまぁいいかと思って始めたのだが、気晴らしにもなるしなんだか興味深い。 たとえば日本語の成り立ちについて。教える側になって初めて考えてしまう…

チンピラ

しつこくバスの話題。 こちらの運転手は基本的に運転が荒い。 かなりの頻度でハラハラさせられているが、こういうハラハラ感にも少しずつ慣れては来ている。 しかし今日乗ったバスは違う意味でハラハラ体験であった。 割り込みが非常にヘタクソで、いつまで…

放置

バスに乗った。 わざわざ言わなくても毎日乗っている。いつもバスの話題。 昨日の記事にも書いたが至る所で工事がなされていて渋滞を引き起こしたり、めちゃめちゃ歩きにくかったりするのである。 しかし主要道路では警察官がしゃもじ型標識(昨日の記事ご参…

勝負

今、至る所で道路工事が行われている。 車道だけにとどまらず歩道にも“工事”という名の思い付き作業の魔の手が及ぶ。 昨晩はお好み焼きを友人の家でふるまうべくキャベツ三玉、長芋二本、牛乳一本、お好み焼き粉三袋、等々たくさんの荷物をキャリーケースに…

被り物

今日も雨が降ったり止んだりのどよんとした日であった。 本降りではなく、パラパラ雨なので傘をささない人も多い。 特に男性はさしていない人が多かった。 海外で生活していて不思議に思うことの一つは、余程の雨じゃないと傘をささない人が多いということで…

レモンティー

先週くらいから空気が春のにおいになり、風は生暖かくいいお天気が続いていた。花粉症のわたしは鼻をむずむずさせていたのだが、今日は雨が降り急に寒くなって慌てて冬のコートを引っ張り出してきた。 気温がグンと冷えて体もびっくりしているに違いない。 …

食器

家に無印風の食器がある。 シンプルでかわいいので一軍のレギュラー選手である。 中国の物にしたらめずらしくシンプルなデザインで、中国あるあるの、一見シンプルだがよく見たらダサいワンポイントが付いてしまっているということもない。 しかし、欠点ひと…

雨対策

連日雨が降り続いている。 今日で何日目だろうか。履く靴がなくなってしまって困っている。 雨で水はけが悪い道路に水が川のように溜まっていてそこを歩かざるをえないので靴がボトボトになり、そして乾かない。 長靴を持って来ればよかったと去年もこの時期…

管理人

またまたトイレの話。 外トイレ利用率が高いことについて先日書いた。 わたしはすごくトイレが近いので職場や家付近のトイレ事情をいろいろと把握しているつもりである。 そして断水事件が頻繁に発生するおかげで家のトイレよりも外トイレにお世話になること…

炊飯器

ここ何日かちょっとした風邪をひいていた。 ずいぶん前から友人たちに指摘されていたのだが自覚するのが少し遅れてしまってバタンと倒れたもようである。 ウイルス性ではなく疲れかストレスが原因なので一日寝たら普通に動けるようになったのだが、味覚が戻…

筋肉痛の理由

なんか気が付いたら筋肉痛である。 何かしたかなぁと考えているが思い当たるものがない。 確かにバスに乗っていてふんばることも多いし座っていてもお尻が座席から離れてしまうことはしばしばである。 しかしそれが日常であるわたしの身体にとってそんなこと…

クラクション

中国に似合う形容詞、そのひとつは“うるさい”である。 急な爆竹の音に加えて車やらバスやらのクラクションが鳴り響いている。ほんでもってバイクの警報器やらなんやらが鳴っていてとにかくうるさい。 そりゃぁ中国人の声もあんなに大きくなるわなと納得する…

日常

旧正月何日目で日常に戻るのだろうか。そんなことを最近ずっと考えている。 いつもより人はいくらか少ないのかもしれないが、それでもやっぱり多く、そしてここは観光地でもあるので垢抜けた背の高い中国人旅行客がプラプラと歩いている。きっと北京とかチン…

あいつがまたやってきた2

さて、断水のつづき。 公園トイレから帰ってきてしばらくしてお風呂場からなにやら高い音が聞こえる。 まさか! 駆けつけるとちょっとだが水が出ている。蛇口を全開にして水の復活と同時に断水の終わりを知ることができるようにしていたのである。 同居人花…

あいつがまたやってきた

はぁ、あいつがまたやってきた。約一年ぶりに。 先日、断水の思い出について書いたばっかりなのに。思い出にしてはいけなかったらしい。 本日午後3時、なにげなくトイレに行った。水は流れたがなんとなく水流が元気がないようにも思えた。とくに気にしなかっ…

アイドルとマネージャー

正月6日目。 いい天気である。三が日を過ぎて通常運転に徐々に戻ってくるだろうというわたしの予想に反し全然戻らない。周りの小売店はずっとしまっているのにもかかわらず街には人があふれていて静けさはまるでない。バスはまずまずの人で座れないこともし…

旧正月2017

さて、今日で正月三が日が終了し、明日からちょっとずつ通常運転になっていくはずである。 今回の旧正月は仕事を少しやりつつ、普段ゆっくり会えない友達とごはんを食べたり遊んだり。あれだけ嫌がっていたパーティーもなんだかんだで楽しんでしまった自分に…

ホームレス

この街は国際都市と巷で謳われているだけあって割と民度が高い。 街並みもキレイだ。最近、「そういえば!」と気が付いたことなのだがこの街ではホームレスを見かけない。 以前住んでいた長沙ではこのホームレスがあふれていた。どこにいてもお金を要求され…

野良犬

ここら辺だけなのかもしれないのだが野良犬のシルエットがおかしい。 そんなに多くないがたまに野良犬がふらふらと道を歩いている。 そのほとんどが胴が長くて足が短い。顔は大きい。でもミニチュアダックスフンドやチワワのような可愛さはない。なんともア…

シャワー

日本に帰ってびっくりすることがある。 シャワーの水圧である。 これは中国あるあるでもあるし、海外あるあるでもあるのかもしれないが、水圧が弱い。日本の家に帰ってシャワーを浴びると「こんなに出てくれるの?」と感動するのである。 今の家は20階だてマ…

エンターテイナーへの憧れ

まことにめんどくさい時期がやって来てしまった。 中国はまもなく旧正月に突入するので店がそろそろ閉まり始めている。 それに伴いみなさん仕事の休みに入る。 わたしも完全に休みにはならないが仕事は減る。 暇をもてあました友人たちが、主に外国人だがこ…

言語差別

今日も実のないことを書きます。 仕事関係の人とご飯を一緒に食べた。中国人だ。 コミュニケーションは基本は中国語。しかしわたしの中国語はグダグダなので分からない単語もちょくちょく出てくる。その度に彼女は嫌な顔もせず単語の説明をしてくれるのであ…

中国思春期説

昨日いつもの道を歩いて帰っていたら、家の近くに見慣れない大きな建物が建っていた。 ん?こんな建物、前からあったっけ?と目を凝らして見たら自分の家だった。わたしが住んでいるマンションだった。一昨日まではなかった電飾が半日でマンション全体を覆い…

フェアなトイレ

日本のトイレは世界一と言われている。家のトイレももちろんそうだが公共施設のトイレがすばらしい。サービスエリア内のトイレなんか感動ものである。 数年前、刈谷サービスエリアにフラッと立ち寄った。トイレに何気なく入ったのであるが、入るところを間違…

道徳崩壊

中国でバスに乗るといろんな発見がある。 車内でよく見る光景の一つは、若者が進んでお年寄りや妊婦に席をゆずる姿である。ほんとうにすばらしいと思う。お年寄りがバスに乗り込んでくるとすっと立ち上がって「どうぞ座ってください」というのである。こども…

羞恥心

衝撃だった。 今日もバスに乗った。いつもの見慣れた景色。今日も順調に走っていた。ただ、道が工事中のせいでいつもより振動がすさまじく、頭を背もたれに乗せたら“脳みそが揺れる”という表現がたぶん正しいと思う。しかし衝撃だったのはそのことではない。…

危険予測

ホームシックがまだまだいつでも顔を出しそうな気配。 しかし気合を入れて今日も生き延びた。危険を予測しながら道を歩いて帰ってきた。 危険予測能力。日本人に特に欠如している能力ではないのかなと思う。 日本人と括ってはいけないのかもしれない。 少な…