ShanShanの備忘録

中国生活6年目で日々思うこと

筋肉痛の理由

 

なんか気が付いたら筋肉痛である。

 

何かしたかなぁと考えているが思い当たるものがない。

確かにバスに乗っていてふんばることも多いし座っていてもお尻が座席から離れてしまうことはしばしばである。

 

しかしそれが日常であるわたしの身体にとってそんなことでは筋肉痛にはならないのである。それに対応する筋肉がそれなりについてしまったと考えている。

 

そこで筋肉痛の原因をゆっくり考えると、あれかな?と思うことがひとつ。

トイレだ。ここ二、三日は一日中外にいることが多く、外のトイレ利用率が高いのである。そこでいろんなトイレにお世話になっているのだがどれもこれもフェアーすぎるのだ(フェア―なトイレ参照)

 

最近出会うトイレはどれも和式。洋式の空気イスよりマシだ。

だが、とにかく汚いので、靴や身の回りの物が汚れないように、普通に暮らしていたら絶対にしないであろう姿勢で数秒体を固定させなければいけないのである。

 

これ分かりますかね?おそらく中国在住の方は『あるある!』と言ってくださるんじゃないかなぁと思うのであるが、あんまり詳しく書くのに抵抗があるので中途半端な感じでやめておく。スパイダーマンのような姿勢といえばお分かりいただけるのだろうか。

 

そして荷物を掛けるところは一応あるにはあるのだが、汚いか、グラグラしていて心もとないかどちらかである。なので荷物を抱えたままスパイダーマンということになるので、トイレから出て来た時にはなんかもう達成感でいっぱいなのだ。

 

先日入ったトイレは電灯が薄暗くどこに何があってどうなっているかはほとんど勘。おまけにやけに床が水浸しなので普段以上に足に力をいれないと滑りまくるのである。立ち上がる時も、立ち上がりたいのに滑るし、でも何かをつかもうにも汚いものしかないので自分の筋肉に頑張ってもらうしかない。やっとの思いで立ち上がり水を流した。やれやれと思ったところで流れているはずの水があまりの水量で便器から洪水のようにゴボゴボあふれてきていた。トイレの床がやけに水浸しなのも納得であった。

 

あふれる水を呆然と見つめながら、汚い!とか言って焦る力はもはやなく『あぁ、なるほどね』とつぶやきながらフラフラでトイレを後にしたのである。

 

普通のトイレが真剣に恋しい。