食器
家に無印風の食器がある。
シンプルでかわいいので一軍のレギュラー選手である。
中国の物にしたらめずらしくシンプルなデザインで、中国あるあるの、一見シンプルだがよく見たらダサいワンポイントが付いてしまっているということもない。
しかし、欠点ひとつ。
温かいスープを入れたら中身より熱くなる。
そして、ちょっとチンするだけで見事にカンカン。
中身が温まる頃にはミトンをしても手のひらに熱が伝わってくるのである。
素手で触ればヤケド必至。
実は金属製なのだろうか。
レンジでチンしてもそこまで熱くはならない別の食器もあるが、すごいダサい食器なのである。イタリアンを作ったつもりなのにチャイナ感が出てしまう。そこでシンプルな白い食器を使うのだがレンジで温めると凶器と化す。
あれを取ればこれが無く、これを取ればあれが無い。
そんなに高度なことは要求していないつもりである。
シンプルで凶器に変身しない食器が欲しい。
ただそれだけなのに・・・
中国にあれもこれも要求してはならない。
あれかこれ、一つずつである。