チンピラ
しつこくバスの話題。
こちらの運転手は基本的に運転が荒い。
かなりの頻度でハラハラさせられているが、こういうハラハラ感にも少しずつ慣れては来ている。
しかし今日乗ったバスは違う意味でハラハラ体験であった。
割り込みが非常にヘタクソで、いつまで経っても列に入れない。
それならそれで気長に待てばいいものを、自信なさそうにプラ~っと列から飛び出しては急にブーンと加速し割り込もうとするが割り込めなくて結局もっと遅くなってしまうという行為の繰り返しだった。
挙句の果てには近道だと思ったのか、三角コーンが置かれて通行止めになっている道に無理やり侵入し、ガタガタ道を超低速で走るという愚行。
約10メートル間隔でかなり深い溝があるため、そこを通るたびに衝撃。運転手から前方の乗客、真ん中、そして後方の乗客と順番におしりが浮く。最後部に座っていたわたしももれなく一番最後に浮いた。
こういう勘の悪い優柔不断な運転手こそが危険なのかもなと思う。
やがて渋滞を抜け、すいている道路になると車線をまたいで猛スピードで走りだす。
嬉しがりのヒラメ系チンピラのようだった。
帰りのバスはあらくったい、けれどスッスッスと割り込んで行くドライバーだった。
強面のドライバーが今日は輝いて見えた。