ShanShanの備忘録

中国生活6年目で日々思うこと

エンターテイナーへの憧れ

 

まことにめんどくさい時期がやって来てしまった。

 

中国はまもなく旧正月に突入するので店がそろそろ閉まり始めている。

それに伴いみなさん仕事の休みに入る。

わたしも完全に休みにはならないが仕事は減る。

 

暇をもてあました友人たちが、主に外国人だがこの時期を活用してパーティーらしきものを開く。

そしてわたしも招かれる。

 

あーめんどくさい。

こういうの本当に苦手である。行かなければ済む話なのだが日頃お世話になっているしとてもいい人たちなので無下に断れない。あっさり断れる強い心臓が欲しい。

 

ただ食べて、飲み、談笑するだけなら楽しめる。

しかし、音楽やらダンスやら変なゲームとかいろいろ催され強制的に参加させられるのである。こういうノリに付いていくには大阪人としての魂を売らなければならない。おもしろくない物まねとかダンスとか申し訳ないが本当に苦痛である。

 

海外で生活し始めていろんな国の人と付き合うにつれ、こういう場でも盛り上げたり楽しんだりするのが得意なエンターテイナー的な人に生まれたかったと心から願うけれど、願ったところで身に付くものでもないのでしょうがない。

 

日本人の友人が一緒に出し物をしようと誘ってくれた。恋ダンスを一緒に踊ろうというのである。まず恋ダンスというものをわたしは知らない。日本で大流行というのでネットでチェックしてみたが難しそうではないか。誘ってくれてありがたいのだがわたしはそういうのを恥ずかしいと思ってしまうので全く向いていない。こういう出し物は恥ずかしいと思った時点で見ている側は面白くなくなるからだ。恥らいながら中途半端にすること以上にしらけるものはないと思う。どうせやるなら全力である。

 

今、行かない理由を真剣に考えているが、不器用なわたしはなぜかバス停から会場に外国人たちを案内するという仕事まで任されてしまい、積極的に参加どころか、どっちかというと主催者側についてしまったのである。

 

中国の病院を極度に恐れているわたしが風邪をひいてもいいなと思うまでになってしまっている。